文例1(男性にパートナーを紹介する場合)
拝啓 梅一輪一輪ほどの暖かさと申しますが、今年は春が早いようでございます。
早いもので、奥さまのご不幸からもう5年も経ちましたね。まるで昨日のことのようでもございますが、最近はお元気になられたご様子で私も安心しております。
ところで突然のことで驚かれるかもしれませんが、単刀直入に申し上げます。再婚するお気持ちはございませんか。
実は、私の幼馴染に、看護師をしている女性がおります。芯の強い優しい性格で私に困りごとがあると一番に相談に乗ってくれるかけがえのない友人です。
年は○○さんより2つ下の30才です。
子供も大好きでいつも全力で、私の息子の相手をしてくれます。彼女だったら、○○ちゃんともきっと良い関係が築けると思います。
○○ちゃんのことも考えますと、再婚されたらと思い、厚かましくもお手紙を差し上げました。
写真と履歴書を同封しております。よい返事をお待ちしております。
敬具
文例2(女性にパートナーを紹介する場合)
拝啓 本年も残り少なくなってまいりましたが、いかがおすごしでしょうか。
早いもので、ご主人さまのご不幸からもう三年も経ちましたね。まるで昨日のことのようでもございますが、最近はお元気になられたご様子で私も安心しております。
ところで突然のことで驚かれるかもしれませんが、単刀直入に申し上げます。再婚するお気持ちはございませんか。
実は、私の幼馴染で、小さいながらも会社を経営している真面目な男です。一代で会社を作り上げただけあって勤勉で大変な努力家ですが、その勤勉さ故、婚期に恵まれなったのです。
もちろん真面目なだけでなく、私の親友ですので、ユーモアのセンスも相当なもので、友達の間でも大変人気がある人物です。
あなたはまだ若いし、○○ちゃんのことも考えますと、再婚されたらと思い、厚かましくもお手紙を差し上げました。
写真と履歴書を同封しております。よい返事をお待ちしております。 敬具
◆再婚を勧める場合はできるだけ相手の気持ちに寄り添って◆
長い人生には山あり谷あり、幸せな結婚をしたとしても残念ながら離婚してしまうカップルも少なくありません。
結婚よりもエネルギーが必要と言われる離婚。
おひとりになられた方は心身共のお疲れのことが多く、大変ナイーブです。
再婚話を勧める場合は、くれぐれも焦らず、できるだけ相手の気持ちに寄り添ってゆっくりと話を進めていくことが重要です。
◆お見合いというシステムが再婚に向いてるワケ◆
結婚も2度目ともなると慎重になるのも当然です。だからこそお見合いというのは案外再婚に適しているかもしれません。
なぜならお見合いというのは必ず仲介者がいるものですから、いろいろと考えることが多い再婚の場合、相談者がいるということはとても心強いものです。
また第三者がいれば、様々な視点からお相手を見ることも可能になります。
◆手紙には相手の職業、年齢、性格など簡単なプロフィールを◆
もし、相手が再婚話に乗り気だったとしたら、できるだけお見合い相手のことを知りたいと思うはずです。
最初の手紙などで釣書のように詳しく書く必要はありませんが、大まかなプロフィールを書いておくと相手もイメージがしやすく話もスムーズに進んで行くはずです。
その際、写真などがあれば同封するとより具体的な展開に進みやすいですね。