これでばっちり!中学受験の進路相談はこう挑む!
★例★
永花ひでろうの父です。栗田先生にはいつも息子がお世話になっております。本日は貴重なお時間をさいていただきありがとうございます。今日は息子の中学受験のご相談に参りました。どうぞよろしくお願いいたします。
先生もご存じのことと思われますが、我が家は代々医者をやっておりますので、ゆくゆくはひでろうにも私どもの病院を継いでもらいたいと考えております。
そこで妻とも相談し、春風中学校への進学をと考えている次第です。もちろん、このことはひでろうとも話し合いまして、本人も十分やる気になってくれております。
春風中学校は歴史のある名門校ですし、近年、スポーツでの活躍も目覚ましいと伺っております。文武両道は私の憧れでして、息子にもぜひそうなってほしいと思っておりますので、ぜひ春風中学を受験させてたいと思っております。
つきましては、ひでろうの今の学力が春風中学校のレベルに達しているのかということと、残された時間でどのような勉強体制を取っていけばいいのかということをアドバイスいただければ幸いです。
目標が決まっている場合は最初に伝えておく
高校受験と違い、中学受験をされる場合は、将来の進路についても明確な目標が定まっている場合はほとんどです。
公立の小学校のカリキュラムだけでは私立の中学受験は難しいことが多いので、ほとんどのご家庭では進学塾に通っておられると思いますので、小学校での進路指導はメインというよりも補助的な役割になりますが、担任の先生の時間が取れるなら、できるだけアドバイスをもらうようにしましょう。
この例文のようにゆくゆくは医学部に進学したいというように明確なビジョンがある場合は、最初に伝えておくと、話がスムーズに進みます。
進路指導の時間を取ってもらったらきちんとお礼を
小学校、特に公立の小学校では、通常、進路指導の時間を取ることはありません。ですので、進路指導をしてもらった際は、お礼状を出すなど、後日、改めてお礼をすることを忘れないようにしましょう。