拝啓 暮秋の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、本日は折り入ってお願いがあり、お手紙を差し上げました。
○○様(相手の名前)もよく御存知の長男○○の縁談のことでございます。大学を卒業後、○○会社に勤めて今年で○○歳になりますが、いまだに意中の人や交際相手の一人もいないようなのです。
本人にも結婚の意志はあるようですが、なにぶん、あの内気な性格ですので親としても大変心配しております。
つきましては、豊富な人脈をお持ちの○○様のお力をお借りして、どなたかよいお嬢様をお世話していただければと、お願いを申し出た次第です。
突然の御面倒なお願いで誠に恐縮ですが、写真など書類一式を同封させていただきましたので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
かしこ
◆ポイント◆ 子供の縁談を親が依頼する文例です。結婚適齢期の子供を持つ親とすれば、良縁があれば幸せになって欲しいと思うのが親心。知り合いに顔の広い方がいる場合、このような依頼文を出してお見合い相手を探してもらうよう依頼します。その際、写真や、身上書、家族書などを同封すれば、スムーズにことが運びますよ。