拝啓 春暖の候、貴社社長ご令息○○様には、このたびご婚約が相整い、今秋にはめでたくご結婚とのこと、誠におめでとうございます。
ご本人様はもとより皆様のお喜びもさぞかしと、心からお喜び申し上げます。
本日、心ばかりのお祝いを別便にてお送りいたしました。お納めいただければ幸いに存じます。
まずは書中にてお祝い申し上げます。
敬具
◆ポイント◆ ジューンブライド 6月の花嫁は幸せになるという言い伝えがありますが、実は、日本では婚姻件数が一番多いのは、11月です。確かに日本では6月は梅雨の季節でお世辞にも結婚式に向いている季節とは言えません。
これは元々イギリスの言い伝えで、イギリスでは6月が大変過ごしやすい季節なのでそういうふうにいわれるようになったそうです。
11月に結婚する人が多い理由は、季節がら寒すぎず、暑くもないというのもありますが、一番の要因は、なんと「いい夫婦の日」である11月22日に結婚するカップルが急増しているという理由だそうです。現代でも語呂合わせや、縁起を担ぐということが、意外と支持されているんですね。
お祝いの文面には時候のあいさつを長々と書く必要はありません。できるだけ単刀直入にお祝いのことばに入った方が、お祝いの気持ちが伝わります。