通知書
私たちは結婚してすでに20年になります。この間、いろいろな点ですれ違いが生じ、これ以上結婚生活を続けていくことが困難であることは、あなたもお気づきのことだと思います。
そこで慎重かつ冷静に考えた末の結論ですが、私としてはもうやり直すことは無理だと思います。
つきましては離婚に向けての話し合いを行いたいと思いますので、近日中にご連絡ください。
平成○○年○月〇日
住所(差出人) 氏名(差出人) 印鑑
住所(相手のもの) 氏名(相手) 殿
◆ポイント◆一度は愛し合った夫婦の間でこのような書面を取り交わすことは非常に寂しいことですが、夫婦の間には二人にしかわからないことがあります。結婚する時もいろいろ準備がありますが、離婚するときはそれ以上にやることがあるかもしれません。子供のこと、お金のことなど、手続きは大変ですが、離婚すると決めたなら、ここは淡々と事務的に一つ一つこなしていきましょう。あとで後悔しないためにも、こういうときこそ感情に流されないことが大切かもしれません。新しいスタートに向かって頑張って下さい!
押印は必須ではありませんが、内容証明のような重要性のある書類の場合、一般的に押印する場合が多いようです。
押印する印鑑は印鑑登録した「実印」でも「認印」でも百円均一などで売っている「三文判」でもかまいませんよ。郵便局によれば「シャチハタ」でも可能だそうです。ただし、内容証明は5年保管できるようにする必要があるので、5年間押印が消えないような判子を使うようにしてくださいね。